去年からディオメディアは少年マガジン連載漫画のアニメ化形で精を出しているのは良いことだが
やや刺激が足りない(すごく身勝手な言い分)、とはいえディオメディア作品は「乃木坂春香の秘密」から
「あひるの空」までくまなく見ている…ならば!その前身といわれるスタジオバルセロナはどうだろう?
「大魔法峠」は見たが、傑作と噂は聞くがまだ見ていない「ななついろ」に6話だけ見たままの「こじか」
2011年ブルーレイが発売延期のまま音沙汰が無いのでDVDと特装版ディスクに着手してしまった。
ななついろ★ドロップス 全13話をみおわる
前から興味はあった「ジュエルペットてぃんくる」のご先祖様とされているからだ。元はエロゲで1年半で
メディアワークス経緯でコンシューマになり小説漫画アニメとメディアミックスを果たした。
最初の方はコミカライズキャラ原案のいとうのいぢの影響が色濃い雰囲気だったがすぐに伊部由起子の
テイストに変わっていったデフォルメキャラのバランスはこの時から健在でEDで発揮されていた。
構成の島田満は大ベテランなわけだがこれのあとの「しゅごキャラ!」にも結構影響してそうに見えた。
1クールで出会いから秘密の関係をもって制約の為無かったことになるけど初めから何度でも互いを
引き寄せて見せるってのは「おねがいティーチャー」に近いなと思いつつ魔法少女(しかもJK)でやる
今でもありふれてるけどそういうのをしっかり魅せる出来にしてくるとことはさすが。
リセット現象の所でデータ諸々もはなくなっているのに携帯メールの予測変換に愛称が出るってのは
ニクイ演出だなぁなんておもいつつガラケーの形に時代を感じました。こんなのつくってしまったら
その後も秘密の恋だとか教師と生徒の禁断の関係だとか作りたくなるのもわかるわ。すごく良かった。
こどものじかん/2学期 全(12+1+4)15話をみおわる
教育問題って15年前から(てかもっと前から)なんも変わってないなとwこの作品もEDがキャッチ―なのと
洋楽のパk、オマージュで知名度があり内容もビジュアルのぱっと見の萌ロリとは裏腹に結構真面目
というのがもっぱらの評判。やや古臭さはあるものの勝手に近そうな作品とおもっていた「ちゅーぶら」や
「パパ聞き」とは一線を画していたとわかりました。とにかくぱっと見から得られる第一印象のイメージと
話が進むごとにそれを何度もひっくり返されて深みにはまっていくんですよね、その作りが本当に上手い。
新任教師にあてがわれるクラス担任そこは前任教師辞職に追い込まれた問題クラス早速リーダー格の少女に
目を付けられ次から次へ問題を起こされるがどうやら前任は問題教師だったようで子供達は仲間を
守るために行動を起こしたと知る…これ以降も大人と子供、教育者と保護者など色々な立場と見方が
切り替わり何度か思わぬギャップを食らう、間違いなくJS相手のロリ萌アニメであるが舐めていると火傷する
タダのロリ萌アニメではないのだ!これは説明するより見た方が早いと口をそろえて言っていた連中が
言わんとしていたことがよく分かったwそして6話が異質であることこの回も岡田真理脚本だったこと
すごく重要な意味を持つ回でもあったこと、この話はリンとレイジと視聴者しかしらないという事実。
抜き出してしまったらかなり重い話だったりするがそれでも小学校内での話をメインにエロいシーンも
バカなシーンも盛り込んで小学生らしさもしっかり出していたりする。確かにこりゃ話題になるわ
本放送時は放送されてなくてBS11の時は新番組として認識してなかったのが穴だった。刺激的な作品。