少し前までスタジオの方針なのかスタジオジブリ作品はサブスクへの
提供がされていなかった。そのためレンタルで借りられたり中古流通以外に
新品でのDVDが毎年4桁枚売れるというタイトルもあった。
そんなジブリ作品も重い腰を上げてサブスクへの提供を始めてつい最近
190ヶ国へ初めて「火垂るの墓」を公式配信するようになった。
第二次世界大戦時の話で国内だけの話でなくフィクションといえども
何らかしらの摩擦になりそうと問題視されたりもしたが見たい人だけ
自己責任で見るならそれはそれ。でも蛍と火垂るの意味は通じない感じの
英題になってたね。
アニメ 感想
しかのこのこのここしたんたん 第12話(最終回)をみる ④☆4
なんだか急激な失速と囁かれるが事前のプロモーションがうまくハマったが
作品の自力が足りなかったという印象。メタネタにはしっかりしたツッコミや音声込で
ギャグをするがパロディは音やセリフでなく一瞬の1カットや線を増やした劇画調とか
結構な数入れてきているがやや古く広くという広い方だった。序盤でしかのこの
謎生態に突っ込む口の悪いツッコミというポジが「キルミーベイベー」ぽいなと思い
俺には刺さりづらいんじゃないかなと思ったがその通りだった。鹿にはあまり
興味がないし、サブキャラ次第かなと見ていたが妹はまだしも馬車目!!
あの娘はなんで鹿部でレギュラー面してんだ??いろんなイベントに非協力的で
米を食ってコメを作ってダラリして鹿になりたいってホントキャラ持て余してた
あいつ消してねこちゃんやつばめちゃんもっと出してほしかったよ。
最終回はバリバリに最終回を押した上にせんとくんを惜しげもなくアニメしてた。
総合的にはなくはないけど笑いの焦点がずれていて爆発しなかった。
下の階には澪がいる(吹替) 第12話(最終回)をみる ⑤☆4
ビジュアルから「きまぐれオレンジ☆ロード」を思わせるが小綺麗な仕上がりで
音楽や演出がバブル期のトレンディドラマ感があり懐かしく小っ恥ずかしくなり
女子大生がやたら取り沙汰されてたあのムーブが海外に遅れてやってきてるのかと
錯覚した。紗羅の登場は完全に賑やかしだったがとにかく真珠先輩が可愛らしい
主人公の陽が追っかけ進学する価値がある!そして完全な負けヒロインの様相!!
高校時代の髪が長い先輩は特に素晴らしかった、これだけいい女がぽっと出の
元トップアイドルに泥棒猫されて負けてしまうこの綱引きがドラマっぽいよな。
とはいえ見終わってしまうとありふれた作品を現代に落とし込んだ無難な作品。
海外製だからと見ない人もいるだろうけど俺は見てよかった。評価は並。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 第12話(最終回)をみる
⑥☆6 ※次シリーズ
ビジュアルは非常に受けが良く繊細でキレイだ「はがない」を見ていた時の感覚を
思い出させてくれた。その繊細さ故なのか、しっかり描かれて動く髪にいささか
飽きを感じた、メインヒロイン:アーリャ、その姉妹であるマーシャまでならいい
政近の妹である有希、そのお付である綾乃のメインとなる4人のビジュアルが
確かに判別できる色とちゃんと描き分けられたパーツで見分けはつくものの
頭の天辺のアホ毛、肩から腰にかけてのロングヘア、真ん中と左右の基本3パーツ
からなる前髪という特徴が被り気味で序盤で築いたアーリャの美少女像が
他の美少女が出てくるたびに削られていくような感覚に陥った。
特に有希はキャラが強く絡みも多い上によく喋るあまつさえラスボス的な立ち回り
までこなす…有希を見ていれば退屈はしなかったが序盤のロシア語で通じ合う
二人の悶え具合を眺めるタイマンラブコメをもっと突き進んでもよかったんじゃ
無いかなとも感じた。なので個人的にはパワフルで垢抜けた更科茅咲や谷山 沙也加
あたりが魅力的に写った。終盤の話が全部政近の掌の上スゲーやつムーブを出してきた
ことでアーリャの魅力ももう一段削ってしまったような気がする。
続きがあるってことだから楽しみに待ってるけどあまり言いたくないけど
今期に限っていえば「負けイン」に敗北したラブコメとして胸に刻まれた。
EDも結構楽しませてもらったしまだ伸びしろがあるなら1期はジャブだったと
手のひらを返させるポテンシャルを俺に見せてくれ。