!!君はなぜこんな所へ? ~アニメのちょっとした感想~

日々の駄文とアニメの事に関するテキストしかないよ

170623 そんなひどいことするのやめたげなよ

情報漏洩対策のHDD物理破壊サービスが高いだのいらないだの言われていますが個人と用途が違うので
一概には言えませんが本当に漏洩が困るだけならツールにだってすべての領域を不規則データを上書きしてから
消去ってこともできますし貴重な資源大事にしましょうよ・・・そりゃ安価なメモリスティックよりも容量が
少なくかさばり、うるさく電力まで食って保存に不安がある個体もありますしいざ壊れると
困るというのもあるけど上手に付き合ってほしい。

 

JUGEMテーマ:アニメ 感想

機動戦士ガンダム Twilight AXIS(トワイライト・アクシズ) 3分 宇宙世紀ガンダム 配信のみ

ガンダムTA 映像面は短いがサンダーボルト同様のクオリティ、奥の方に色も線も少ない手抜きジェガン
 いるかと思ったがダミーバルーンだった(すいません俺の目がダメでしたw解像度低かったし)
 主人公は女性のようだ。大佐今度は何したの?


クロックワーク・プラネット 第12話(最終回)をみる ③☆3 
1話からどことなく歪みみたいなのを感じていたが編み合うどころかどんどんずれていった感じ
(1週回ってということもなかった)基本ナオトとマリー二人の天才技師がリューズ・アンクルのオートマタ姉妹を
きっかけに出会ってYに代わる世界崩壊を阻止して新たな創生を始めるまでの話だったってのは理解しているが
かなり頑張っているであろう歯車(メカ)などのデザインに対してキャラクターの絵がちょっとおざなりというか、
ちょっとわかりづらい話や展開の時に限って絵面がおかしいと言うかシュールというかワザと笑いを取りにきて
突っ込ませようとしている様に感じた(偶然なら申し訳ない)その最たるものが最終話の御柱再構築における全身を
輝かせならのキレの無い踊りのようなスライド作業だと思う…結局前半リューズ、後半アンクルを可愛い可愛いと
愛でて頭空っぽにしてみてたやつが勝利みたいな作品となってしまった。
これからも天才技師二人が新たなYとなって世界を回りメンテナンスの旅で地球は歩みを続ける…めでたしめでたし
もう少し何かぶっ飛んでる要素でもあれば雑味を楽しむクソアニメとして見れたのだが作品としての引力が
足りなかった、すごいものをなんとなくすごいとは言えるが天才を天才として凡人を凡人として
描ききれていないのが技師モノとして失敗。

カブキブ!第12話(最終回)をみる ④☆4
まずコレを「歌舞伎」を題材にしたアニメだと思った人、多分不満があるでしょうねwなんせ実態は歌舞伎を
ベースにとっつきやすさを全面において新たな表現を組み込んだ新演劇「カブキ」でありそれを高校の部活
「ブ」を目標にする同好会の物語だったのですから…いわゆる部活アニメを骨組みに作っており
情熱あふれる発起人、付き合わされる親友、共感者、別の競技からのコンバート、冷めた経験者、
プロ家系エリートとメンバー集めから始まりボランティア公演・文化祭・新入生歓迎行事と3回の舞台などは
演劇部やバンド(軽音)部題材の作品に当てはまる、他にもオタ子を思わせる裏方衣装担当蛇ノ目丸子の存在は
カブキブならでわのポジションと言えよう。指導者問題は解決できてないが赤点イベントもあった。
高校の部活だから柔軟に女性もいるし理解度をあげるため現代劇もはさむし字幕も付けるカブキの面白さを
ライトに伝える、出来る限りを高校生なりに精一杯やって舞台を成功させる「カブキブ」としての物語は
できていたと言え見れる作品です。
しかし裏を返せば競う相手がいるでなく(演劇部と勝負はしてましたけどw)大会があるわけでもない、
毎回トラブルに見舞われ、なんとか乗り切って自己満足としての手応えと成功を仲間と噛みしめる、
プロの歌舞伎とは比べてはいけない学生のゴッコであり、作中で蛯原くんの言っていた事ももっともなんですよね
イナイレのサッカー・テニプリのテニス、そういう観点でみてもこのアニメ、芸術・伝統芸能を表現するには
足りない残念ながら地味の枠を砕けてない印象を受けた。青春カブキ物語ならそれが精巧なのかもしれない、
1クール部活アニメとしては多少急ぎ足手はあったが◯と言える。残念たるは落語心中の落語、
ユーリのフィギュアスケートのように特殊題材アニメとして歌舞伎そのものが面白そう、面白いと思えるに
至らなかったことだろう。部活ドラマ部分が中心でキャストも頑張っていたと思うんだけどね。
スタミュの歌劇の様に題材を捨てていない所は評価する。最終話のサブタイ「問われて名乗るもおこがましいが…」
決め台詞だが若干自虐が入っているようでピッタリ収まってる不思議

恋愛暴君 第12話(最終回)をみる ③☆4
EMTスクエアード元請け初の30分アニメとして多少不安もあったがそんな心配をよそに
ハイテンションラブパロコメディをしっかりやり切った感じがします。ヤンデレ全開ヒロイン茜さんを
1話からサブではなくメインに置くというのは久しぶりだったが笑いの基本ネタの反復に据えたのが良かった。
ネタ系はほぼ全部拾えたと思う。作画もデフォルメ分配でうまく乗り切ってた基本黒で描かれる主線が
グレーだったり薄いカラーで描かれているのが特徴的で全体的にフワフワした軽い印象でバイオレンスな
血みどろもさらっと流せた感じがする。親関連もふくめ男より女のパワーが非常に強く印象に残った。
主人公である青司君が生真面目且つ普通主義で追い詰められないと決断できない消極的シャイボーイだから
成り立っていた部分も大きいと思う、ヒロイン全員パラメーターのどこかが振り切れててストーカー気質が
標準装備でよくまわせたもんだwお気に入りは妹のあくあなんですが関連エピソードが俺が一番作品内で
浮いていて失敗だなと思われるキャラのストラスがセット扱いだったので出番の+に-がくっついてきて
盛り上がり切れなかったのはちょっと残念だった。
それにしてもキスノート結構重要アイテムかと思ったらパロネタの一つだったようで引っ張りはしたが
あっさりで忘れられたw終盤今まで面白楽しく青司の周りで人間観策をしていたグリに変化が起こり混血による
堕天も発生、地獄まで行って青司の呼び掛けで愛されたいという想いに気が付き天使に戻り前より
ちょっと寄り添った日常に戻るハッピーエンド。バイオレンスもシリアスもやるけれど絶妙なタイミングで
ギャグをかぶせて鎮静化するあくまでもギャグ主体を貫いたのは今だとなかなかできないが今期は他に
そういう感じの作品がないのでいい感じにハマっていたと思う予想より楽しめた作品。

冴えない彼女の育てかた♭(フラット) (2期)第(13+12)話 ⑧☆8
タイトルの♭が半音上げたつもりなのか下げたつもりなのか定かではないが妙に味方だった人達から
いろいろ言われてた、そんな感じを受けた。とはいっても自分もお気に入りの美智留は仕事終わってて
未放送の0話とバンドメンバーを戦力として連れてくるも部屋に上がり込んでほぼ邪魔しかしなかったのと
ラストのメタネタ登場しか出番が無く大いに不満点であり、こっち冴えない彼女を育てていたらあっちで育てない
ないがしろにした彼女がホントにさえないヒロインに降格してしまった悲しい現実を2期はまざまざと
見せつけられた感じだwこれは予想できたしそれも仕方ないと納得はしてた他にも紅坂 朱音引き抜き回とか
コミカライズで事前にチラッと知ってたし、続きはあるし中途半端に終わるかもと中継ぎシリーズを
覚悟していたんですが先輩も英梨々も脱退はするもクリエイターとしては明るく前を向いているし
加藤はサークルを誰より一番想っているという変化と倫也に寄り添う形でしっかりヒロインとして育っているし
出海の参入で戦力補強もできて残る次のゲーム作りの問題はシナリオライターの貧弱さとなりNewヒロインの
増強を・・・なんてのが頭を勝手によぎる。結果的に「少女たちは荒野を目指す」の様にゲームを
完成させ手ごたえを得て次作を計画するっていう結果に収まっているが2クールやっただけいいものに
仕上がったと思えたし原作者でもある丸戸さんはアニメ用に組み換えなどしてこの最終回を書いたみたいで
どうやらアニメはアニメとしてここで完結ってのがしっくりくるほどすっきり終わってて
これでいいやっておもえるんだよね!!
確かに1期みたいにフェチ描写やアングルをこれでもかってぶち込んで描いていたのに対してゲーム制作の
追い込み、リテイク、葛藤、その後の各々の歩むべき方向の話の掘り下げなどキャラの魅力を宣伝するような作りの
1期から説明の終わったキャラを回してその上でやっぱり加藤が本作のヒロインと打ち出すような2期と作りの違いが
「期待と違う」という評価を多く受ける事になったのかもしれない。
それでも個人的にはゲーム題材2クール作品として良い作品だった。