!!君はなぜこんな所へ? ~アニメのちょっとした感想~

日々の駄文とアニメの事に関するテキストしかないよ

190625 これねぇわりと世代的には事件ですよw

機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 の第9話OPEDが変わったんですがこれがまた素晴らしくて
10回くらい見ちゃった!コロニー落としの回でLUNA SEAのBEYOND THE TIMEカバーですよしかも
映像がすこぶるかっこいいの…期待値⑥とか言いつつしっかり見ちゃってて適当いうもんじゃねぇなと…
あ、ちなみにサイコフレームの軌跡を拡大解釈したナラティブは「虚像を拝むカルト」なのはみんなわかってますw

月曜深夜はこの後キンプリが控えてますが本数が少ないのに全部良い出来で楽しみすぎる時間でした。

 

JUGEMテーマ:アニメ 感想

なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA- 第12話(最終回)をみる ④☆5
とうとう男子擬人化に神が降臨した…とは言いますけどこちらは「さらざんまい」とは逆で序盤の現世で
見聞を広める生活部分は作画は悪くないしキャラ付けには付き合うべきだと思ったし、各神の知識を
得ることができたのは発見もあり役に立ったがやや退屈で、主要17名はやや重いなとおもってました。
そんななか変化が起こったのは折り返しの第7話過去回想の話だが作品の雰囲気がガラリと変わり恒例の
釈迦釈迦じゃんけんもやらなかったシリアス回、ここから自分は阿修羅王目当て見るようになり
神仏たち導く者と人間との距離やあり方、悪魔であるマーラとの対立も面白くなって引き込まれた
今ですら決着は無いので一時休戦というのは妥当だと思うがやはり帝釈天梵天は別格ですな。
完全に俺の中で主人公は阿修羅王でエピローグの寺生活もそのあと旅に出るのもすごくかっこいい締め方と
受け取れたので清々しく気持ちいい心持になれた。ラストの釈迦釈迦じゃんけんは3連だったので
7話でやらなかった分とサービス分1回が加わったと思うとちゃっかりしている。マスコットもいるし
キャラのビジュアルで被り気味のキャラもいなくて混乱もなく見れた。以外な掘り出し物だった。

RobiHachi(ロビハチ) 第12話(最終回)をみる ⑦☆7
スタジオコメットは「美男高校」を引き継いだことを除けば4年ぶりの元請けでの自社オリジナルだったが
高松信司監督や金杉弘子脚本で実に俺好みの明るく笑え勢いある作品をうちだしてくれて12話すべて楽しめた
元ネタが東海道なので地理にもなじみがあり出てくるネタも広い範囲で拾えた。借金取りに追われながら
宇宙の名所を旅する二人と1台、めぐる星々の宿場町で観光やトラブルを満喫するのだがところどころで
現実とリンクするような風刺や皮肉や団体・企業のもじりがあってアニメのパロティとか自社友情出演
組み合わせたり自分的には全く飽きない(人によっては全然受け付けなくつまらないかもしれませんが)
最終話で偶然地球を救ったり大成功しても元に戻ったり目的地変えてもう1周しようぜENDもらしくてスキ。
正反対の凸凹コンビの終着点で互いの出会いが良いものになっていて嬉しい…ヤンは残念だったな。
ピークとしてはやはりヒザクリガーメインの9話ですかね。あと提供表示の時の左右のメッセージが
面白く最終回は多分監督のモノだと思うんだがいったい現場で何があったのかw楽しむのに他の知識がいる

どろろ(リメイク) 第24話(最終回)をみる ⑨☆10
今期大本命!満点リメイクです。2クール(話数は違うが)旧アニメとおなじ二人が分かれるところまで
というのは同じですが過程や改変も含めそこから受ける印象はずいぶん違うものになりました。
しかし原作にもある強烈なエピソードにも独自のアレンジで話として面白く仕上げられている。
原作でも旧アニメでも比較対象を知っているとより深く楽しめる作りですが知らなくても問題ないくらい
味も深みも変化も期待による予想とその結果に胸を躍らせることがラストまで継続出来て
平成と令和を跨ぐ心躍る半年になった。1話で期待したエピソードチョイスもビジュアル/アクションの
真新しさも感心した。本当に見事だと思ったのは5,6話ミオの悲劇的回と19話のコミカルな話の両立。
ラストの故郷での父・母・弟・寿戒の顛末は完全なるオリジナル改変でひょっとしたら初めて得た視力と
両腕で抱きかかえるものが悲惨なものになるかもと予想していたのが裏切られたのは嬉しい誤算だった。
完全な肉体を取り戻し自分は人であるという自覚を持った百鬼丸の後姿は新説といって良いでしょう。
制作陣はプレッシャーもあったと思いますが良く頑張ってくれました。自分の中では断然アリなリメイク
本当に人の心を良く揺さぶり震えさせてくれいろんな解釈ができるシーンが多いのでお勧めです。