年度が替わる手前あたりから本当にいろいろなモノ・事が止まってしまい
人の体で例えるなら血液の循環というかその中を運ばれるものが一気に減って
末端が次々壊死していくような半年でした。私の愛する娯楽アニメにも傷跡深く
回復の兆しはあるもいつか起こるであろう大規模な淘汰がなされた気がします。
商業的に元気だったフランチャイズ各所も地方支店が維持できずになくなり
より不便になるというじたいにもなっているようです。
戦争並みの人口減少と経済衰退、焼け野原ではないですが急激な発展はあるのだろうか?
アニメ 感想
啄木鳥探偵處 第12話(最終回)をみる ③☆3
原作はミステリー小説となっているが啄木と京助以外ほぼアニメオリジナルだったらしい
つまり菊乳舎で集まっていた連中も夏目漱石もアニメオリジナル…もうオリジナルじゃね?
文学知識に明るくなくてもわりと見れる話だった、ただ啄木のお金に対するずぼらな面や
金田一京助のヒモ男を養うようなお人よし具合も歌人や作家としてほれ込んでるにしても
個人的にはないわ~って感じで見てました。探偵ということでほとんどが殺人事件が
メインになるんですが殺人事件以外のエピソードの方が面白かった。
幽霊騒動や人形の事件が印象に残っているがやはり8、9話の環の話あたりでやっと
興味が出てきたというか惹かれた女性の犯行を暴き悲しい結末を迎え
やつれるほど気落ちして歌も捨てたが敵討ちも出来ずに京助に金の無心をして花街通い
って展開で本当に気分が悪かった、そのあと会心しても何いってんだこいつってなりました。
これでどうやって締めるのかと眺めていたらこれまでの告発状殺人を手引きしていた
真の犯人を突き止めて詰め寄った…苦悩し懺悔をする人達の自殺を後押しした人物…
全ては繋がり事件は解決した。エピローグの中でも京助はまた本を質に入れようとしてる
もう嫌だ!これを二人の友情として綺麗な物語として見ろってのは俺には無理だ。
プリンセスコネクト!Re:Dive 第13話(最終回)をみる ⑤☆8
『キャルん♪』このアニメの主人公はぺコリーヌ、ヒロインはキャル、パーティの
協力者として主と従者とその関係者多数なんだ、ユウキはおでんの大根なんだよ!
見比べてしまうと思い「白猫プロジェクト」と評価基準をそろえたつもりで
1話時点でややリードと言ってしまったが結果をみれば1話から差は非常大きく
その後も上向きと下向き進んでいき最終話更に角度をつけて上と下にはねました。
ギルド美食殿の目的がゆるゆるだったので私達の探求はこれからだENDが濃厚でも
消化不良感が軽く美味い設定だなと思っていたが終盤の盛り上げも見事だった。
金崎貴臣監督は男1女3パーティを操る手腕はすさまじいな本当に楽しい1クールだった。
元のデザインのごちゃごちゃした衣装をアニメ用に上手く簡略しているのは凄いし
ゲストの使い方も上手く1話しか出てなくてもエピローグで出てきたときどんな連中か
しっかり分かった。お気に入りは両イリヤにリマにミヤコとリトルリリカルの3人と
なかなかに多い、こんなにいたらゲームの方に手を出す人も出てるのも納得。
9点つけたいのも山々なんですがやりゲームの前シリーズの関係性やらを理解して
楽しんだ人達に比べたら自分の楽しんだ気持ちは1歩たりないくらいであるべき
なのではないかなと思ってしまう場面が多々あった。以前のユウキを知っているなら
他のゲストキャラとの接し方に思うところがあっただろうと、自分は察することしかできない。
このご時世本当に妥協の無い1話からの高クオリティの予定通りの完走、この作品の
安心感は本当にありがたかった。ソシャゲアニメなのに続きが見たいです!
チクショウ、Cygamesに最高のコンテンツを提供されちまったぜ。