!!君はなぜこんな所へ? ~アニメのちょっとした感想~

日々の駄文とアニメの事に関するテキストしかないよ

単体タイトルで契約者を獲得しようという画策は

日本のアニメ作品はそれを許さない傾向にある。
単独独占配信アニメタイトルはユーザーの反感を買い発生するはずの
ムーブを殺し人気の縮小とビジネス的失敗を生みやすい。
これはデータ的に出ていてディズニー独占の「サマータイムレンダ」の
作品的完成度が他への配信が始まるまで認知されなかった。
ネットフリックスの1シーズン一挙配信スタイルは1週ごと情報共有考察
同時視聴などの機会を失い作品の極端な旬の縮小とネタバレの早期拡散
期間契約の継続の妨げなどなどTVシリーズアニメと劇場アニメの
デメリットばかりを背負う提供方法となってしまい問題視されひいては
ネットフリックスのアニメ製作本数縮小を招いた。
結果的ではあるがDMMTVオリジナルのアニメ作品は「LUPIN ZERO」「スペアイ」
以降制作されていない。こうなると制作側も放送や1サイト配信でなく複数同時や
先行配信を優先などを基本とし時には新作劇場版の公開と同時に特定の配信サイトにも
有料枠での提供をしてより多くの人に「届く」ことを優先していくのかもしれない。
実際自分も独占配信はいやだしクソ画質のみの配信もいやだったりするw


アニメ 感想
でんでんの電脳電車 5分 第12話(最終回)をみる ②★2 
電車の中で完結するグループトークなミニ番組。話題のテーマ選びにはなかなか
光るものがあったし帰りも割と嫌いじゃなかった、
ちょっと人数が多く相づちを繰り返してる奴が1人入るような気がした。
基本バカなこというトークを聞くわけだが短く落ちをつけるのでストレスが少ない。
モデルの作った時期の差なのか口パクがしっかりする奴とブレブレのがいた気がする。
最後まで見てくれてありがとうと言われたのは「どういたしまして」という気分だった

Re:STARS(リスターズ)(日本語字幕版) 第13話(最終回)をみる ②☆3  ※劇場版
予想より悪くなかった。作画が解け気味だとか一般人のネットの反応の掌返し具合とか
オーバーリアクションの寒々しさとか中国アニメ特有の空気もあったが双子が
入れ替わった時に同姓に一目ぼれしてしまったフェニモと公式のキャラ紹介には
いないが事務所の社長というか赤髪の映画監督のワンがよいキャラで
終盤ちゃんと盛り上がってハッピーエンドを描いていて悪くなかった。
一応劇場版が発表されているが多分総集編映画でその後がちょっと足される
程度のものだと思う。にしてもなんで劇場版はキャラの名前総とっかえで
日本人キャストが充てられてんだ?もうチン・ザーとチン・ヤーで
刷り込まれちゃってるよ(中国名や漢字ではどうなのかはわからないw)
多分劇場版を見ることはないと思うがプロモーションとして失敗してない?


魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域編(4期) 第(14+11+12+12)49話(最終回)をみる ③☆3 
最初から最後までシリアスで笑い要素はほぼなかった、なるほど旧アニメで
ついたファンもこの辺で相当数離れたんじゃないやろかと思うと前のアニメの
舵取りは90年代のアニメという媒体を反映していたんだなと感じた。
ボルカン・ドーチンもライアン死んでから最終話までいなかったし。
アザリーの目的も解明されたし長きにわたり閉ざされた結界は破壊されて
外の世界が開け放たれて煽れをよく思わない人々から魔王呼びを襲名した
オーフェンは外の世界に一人で旅立っていくと。これから短編やら外伝やら
新章やらとあるわけだが4クールアニメとして令和の時代に形になっただけに
アニメ化に尽力した人たちの情熱は買うのだが、やはり時代に合わせた
作品であり「バスタード」と同じような同窓会気分な作品であった。

【推しの子】  第11話(最終回)をみる ⑥☆7 ※次シリーズ
話題を持って行ったトップ5くらいには話題に事欠かず音楽シーンでは
トップに躍り出たといえる芸能界モノのアイドル作品となった。もとより
原作でも十分その輝きを放っていてどこを着地点にするかと思っていたが
推しの子のタイトル回収を有馬かな合わせてB小町のデビューライブでの
幕引きとなった。個人的に初回1~3話分で伝説的アイドル「アイ」の物語を
描くという手法はアニメ的に正しかったと思う反面ルビーの前世さりなの
闘病と苦悩の描写が極端に短いのでルビーのキャラが随分軽くなってしまった
と思っている。1期の中心はアクアでありドラマにリアリティーショーと
その人生2週目の元ドルオタ医者のしたたかさを存分に打ち出していた。
2期決定で次は2,5次元のミュージカルが舞台となり役者バトルが始まる
こちらも面白いので2期は評価が平行か上昇するとはおもっている。

アイドルマスター シンデレラガールズ U149(シリーズ2作目)
  第12話(最終回)をみる ⑧☆7  ※別シリーズ
期待ほどではなかった、というのが率直な意見。元の漫画からし
いくつかあるスピンオフ漫画でありそれほど評判を耳にはしていなかった。
もちろんデレマスの若年チームの人気は結構なものだとわかってはいたし
映像面も抜かりはなかったと思う。しかし低年齢9人を集めてアイドルとして
売り出すというのは万人受けメインターゲットとはいいがたく、駆け出しから
描く以上大先輩達がたくさんいるわけであまりに大成功を派手に描けない
小さな一人一人の生長を描く形にせざるを得ないという窮屈さを感じた。
プロデューサーも新人となるとトラブルに見舞われるし子供が集まると
感情的制御も聞かない、子供らしさを武器にすると難色を示すものも…
良くも悪くもCygamesPicturesにはまだ隙がある気がしてならない。
「プリコネ」に高得点はつけているものの好意的解釈の上でなので
ちゃんとパワーを持っているのだがもう一段詰めた一流を目指してほしい。